仕事柄、あちこちの事業所に詰めていることが多々ある。その時に、様々な営業関係の方が訪問される。元気のいい人、ちょっと疲れ気味の人、さまざまだ。
この中で、どこに行ってもちょっと気になる業種の人たちがいる。銀行員さんである。彼らは、基本的に定例訪問なので「今さらあいさつでもあるめーよ」ってな感じで、のそーっと入ってきて、のそーっと出ていかれる。
一応断っておくが、あいさつはちゃんとしているようである。でも、元気がない。ないどころか、かの業種の人が入ってくると職場の空気がどよーんとしてしまうようにさえ感じる。偶然なのかはわからないが、本当にどこ行ってもどの銀行でも同じような空気の人がやってくる(笑)。
なぜ、もっと元気よく振舞えないのかなーと思う。厳しいノルマで疲れ切っているのか、上にも書いたように今さらあいさつなんてやってられない、と思っているのか、営業はあいさつが基本なのにね。
上司から叱られて凹んでいようが、お客様のところに行ったら元気よくあいさつしよう。階段があれば意識して二段とびで駆け上がって、さわやかにあいさつしよう。
あいさつこそが社会で生きていく知恵、あいさつこそがコミュニケーションの根幹。